中国ネット通販大手アリババ集団は7月21日、2023会計年度の年次報告書「FORM 20-F」を発表した。
同報告書によると、2023会計年度(3月31日まで)の同社売上高は8686億8700万元(約17兆1160億円)で、2022会計年度の8530億6200万元(約16兆8000万円)から2%増加した。
純利益は655億7300万元(約1兆2920億円)で、2022年度の470億7900万元(約9276億3200万円)と比べ39%増加した。また非アメリカ会計基準(Non-GAAP)ベースの純利益は1413億7900万元(約2兆7856億円)で、2022年度の1363億8800万元(約2兆6873億円)に比べ4%増加した。
また、アリババ会長のジョセフ・ツァイ(蔡崇信)氏は2022会計年度と同様、普通株式1.4%、米国預託株式3520万9469株を保有していることも報告され、アリババ会長と役員が全体の2.2%にあたる同社の普通株式4億4789万4628株と米国預託株式5598万6829株を保有している。
ソフトバンクは引き続きアリババの筆頭株主であり、全体の13.9%にあたる普通株式28億3920万9112株、米国預託株式3億5491万1,139株を保有。2022年度の23.9%からは減少へと転じた。
(中国経済新聞)