隠元(いんげん)禅師円寂(えんじゃく)350周年を記念した芸術展「黄檗(おうばく)花開四時春-中日平和友好条約締結45周年記念 黄檗芸術展」が6月5日、東京の中国文化センターで開幕した。在日中国大使館文化処の陳諍(ちん・そう)公使参事官は開幕式にて挨拶した。
1654年、中国の高僧、隠元禅師は招きに応じて弟子とともに日本に渡り、仏法だけでなく、中国の建築、彫塑、書画、音楽、料理、茶道などを日本に広め、黄檗文化を形成。中日文化交流史上、重要な貢献を果たした。
5日の開幕式で、黄檗宗管長、日本黄檗宗大本山萬福寺近藤博道住職(中央)、荒木将旭宗務総長(右端)、中国福建省黄檗山万福寺の定明住持(右から2人目)、福建省黄檗文化研究院の白撞雨(はく・どうう)副院長(左端)ら来賓として参加された。
(中国経済新聞)