中国とホンジュラスは3月26日、「外交関係樹立に関する共同コミュニケ」に署名し、この日から大使級の外交関係を結ぶと決定した。中国の華春瑩外相補佐はその後ツイッターで、「182vs13:これは世界が向かう所で、歴史の流れでもある」とコメントした。
ホンジュラス外務省は現地時間3月25日に、台湾と「外交関係」を断つとの声明を発表し、26日に中国の秦剛国務委員兼外相が北京でホンジュラスのレイナ外相と会談して、「中華人民共和国とホンジュラス共和国の外交関係樹立に関する共同コミュニケ」に署名した。
華外相補佐はまたツイッターで、「ホンジュラスは世界の181か国と同じ立場となり、一つの中国という原則の厳守を認めて約束し、台湾といわゆる『外交関係』を断ち切り、中華人民共和国と外交関係を樹立し、台湾とは二度と公式の関係を起こさず往来もしないことを約束した。これは大勢の方向で民心に沿った正しい選択だ。中国は高く評価する。平和共存5原則を土台に、ホンジュラスと各分野で友好や協力を深め、両国に幸福をもたらしたい」とコメントした。
この結果、台湾と「国交」をしている国はナウル、パラオ、ツバル、マーシャル諸島、ベリーズ、セントビンセントおよびグレナディーン諸島、グアテマラ、ハイチ、パラグアイ、セントルシア、セントクリストファー・ネイビス、エスワティニ、バチカンの13か国で、過去最少となった。
(中国経済新聞)