中国で「姉さん女房」が増加中?

2023/02/26 16:55

このほど浙江省杭州市が発表した2022年の婚姻届けに関するデータで、初婚年齢が高くなったこと、そして「姉さん女房」の割合が3年連続で増えていることに関心が寄せられている。

以前はふさわしくないと言われていた年上の女性と年下の男性の恋愛が、最近の若者たちに受け入れられるようになっている。従来の考え方が変わってオープンな方向に向かいつつあることの表れである。

杭州市民政局によると、2022年の初婚年齢平均は男性が28.8歳、女性が27.5歳で、2021年に比べてそれぞれ0.3歳、0.4歳延びている。

また婚姻時の平均年齢は、2021年と同じく男性が31.7歳、女性が30歳で、年齢別に最も多いのは25~29歳となっている。

また結婚時の年齢を見ると、2022年は年下女性と結婚した男性が全体の43.9%にあたる28674人で、 中でも1~4歳年上が多かった。男女同い年の割合は全体の18%にあたる11759組となっている。

一方、1-4歳年下の男性と結婚した女性は全体の19.31%にあたる12612人であった。過去の同一時期に発表されたデータを見ると、「姉さん女房」は2020年が10827組、2021年が11427組となっている。

(中国経済新聞)