スターバックス中国に続き、英コスタコーヒーも中国資本との連携観測が浮上している。海外メディアによれば、瑞幸(ルッキン)コーヒーの大株主である大鉦(ダーチャン)キャピタルがコスタコーヒーの買収に関心を示しているとされ、協議は初期段階にあるという。ただ、記者が大鉦キャピタルに確認したところ、市場の噂に関する回答は得られなかった。
その一方で、外資飲食チェーンの“中資化”は明確な潮流となっている。スターバックスは博裕(ボーユー)投資と合弁会社を設立し、中国の小売事業を共同運営する枠組みに転換。博裕投資は合弁会社の最大60%を保有する見通しだ。同週には、投資会社CPE源峰がバーガーキングの中国パートナーと合弁会社を設立し、取引完了後にバーガーキング中国の約83%を取得すると発表した。
