全国工商聯(中国全国工業・商業連合会)は8月28日、遼寧省瀋陽市で「2025中国民営企業500強」ランキングを発表した。今年のランキングでは、京東集団、アリババ(中国)有限公司、恒力集団有限公司がトップ3に立った。

今回の調査によれば、500強に入るための最低売上高(入榜門檻)は2702億3千万元に引き上げられ、500社全体の営業収入総額は43兆500億元に達した。また、純利益は合計1兆8千億元、研究開発(R&D)費用は総額1兆1300億元にのぼり、研究開発要員は115万1700人を超えた。平均的な研究開発投資強度は2.77%となり、技術革新への投資が一段と進んでいることが示された。さらに、500強企業の納税総額は1兆2700億元に達し、そのうち納税額が100億元を超える企業は240社で、全体の48%を占めた。
全国工商聯によると、今回の調査は第27回目にあたり、2024年の営業収入が100億元以上の企業6379社が参加。この中から売上高上位500社が「2025中国民営企業500強」として選出された。
ランキング上位20社は以下の通り。
1. 京東集団(北京市)
2. アリババ(中国)有限公司(浙江省)
3. 恒力集団有限公司(江蘇省)
4. 華為投資控股有限公司(広東省)
5. 比亜迪股份有限公司(広東省)
6. 騰訊控股有限公司(広東省)
7. 浙江栄盛控股集団有限公司(浙江省)
8. 浙江吉利控股集団有限公司(浙江省)
9. 盛虹控股集団有限公司(江蘇省)
10. 山東魏橋創業集団有限公司(山東省)
11. 聯想控股股份有限公司(北京市)
12. 浙江恒逸集団有限公司(浙江省)
13. 美的集団股份有限公司(広東省)
14. 青山控股集団有限公司(浙江省)
15. 敬業集団有限公司(河北省)
16. 小米通訊技術有限公司(北京市)
17. 寧徳時代新能源科技股份有限公司(福建省)
18. 北京三快在線科技有限公司(美団・北京市)
19. 泰康保険集団股份有限公司(北京市)
20. 信発集団有限公司(山東省)
京東とアリババという電子商取引大手、そして石化・繊維大手の恒力がトップ3を占めたことは、中国民営経済の多様性と新旧産業の融合を象徴するものといえる。特に技術革新型企業やデジタルサービス企業の存在感が強まっており、中国経済における民営企業の役割は今後さらに重要性を増すとみられる。
(中国経済新聞)