ファーウェイの「天才少年」徐科さん、南京大学准教授に

2025/02/18 07:30

南京大学知能科学技術学院のホームページによると、ファーウェイクラウドの代表補佐でデータサイエンティスト、ファーウェイの「天才少年計画入選者」である徐科さんが准教授に就任している。

徐さんは2015年に同大学を卒業し、2019年に香港科技大学で博士号を取得、その後ニューヨーク大学の博士研究員やハーバード大学の訪問研究者などを歴任した。

2021年1月にニューヨーク大学を退任して中国に帰国し、改めて「天才少年」としてファーウェイクラウドに入社、データスマートにおけるテクノロジー専門家となった。社会人1年目で年収100万元となる。

ビッグデータのスマート分析および可視化が研究分野であるという徐科さんは、南京大学のホームページによると、これまでにデータサイエンスに関する重要な国際刊行物やカンファレンスのIEEE TVCG、 ACM CHI、VISなどで10以上の論文を発表し、特許出願件数は11件で、ヒューマンコンピュータインタラクションにおけるトップ会議のACM CHI 2018で最優秀論文賞にノミネートされた実績を持つ。

南京大学知能科学技術学院は蘇州キャンパスの1期目に設立され、南京大学コンピューターソフトウェア新技術の国家重点実験室をバックに、マシンビジョンとモデル認証、汎用機版大規模言語モデル(LLM)と生成ai、エンボディドAI・マルチエージェントシステムなど最先端方面の整備や発展に力を入れている。現在、中国科学院アカデミー1名、国家級リーダー人材1名、教育省新世紀人材1名、国家級若手人材9名が在籍している。

(中国経済新聞)