中国交通運輸省によると、この正月休みに他地域へ移動する人の数は、前の月の同じ日より10.1%増えてのべ1億8240万人となる見込みである。
この数を交通手段別に見ると、鉄道の利用者数は、前の月の同じ日より10.3%増えてのべ1150万人、船舶は同じく22.7%増ののべ58.0万人、旅客機は前週より1.6%減、前年比で3.6%増ののべ177.0万人という。
一方、車で移動する人の数（高速道路、国道、省道における自家用車など、およびバスなど営業用車両の利用者）は、前の月の同じ日より10.2%増えてのべ1億6855万人で、うち営業用車両の利用者は1.0%増えてのべ2802万人、自家用車などは12.2%増えてのべ1億4053万人という。
祝日ムードとなる年末年始はイベントも多く、行楽やショッピング、観光などで人出が増えることから、大型商業施設や公園、観光地、スキー場など客足の集まる所ではスムーズな移動を確保するための策が講じられている。
（中国経済新聞）