昨年12月に日本で公開された日本とドイツの合作映画『PERFECT DAYS』(中国題:完美的日子)が11月15日に中国本土で一般公開スタートした。
本作は第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、主演の役所広司が日本人俳優としては『誰も知らない』の柳楽優弥以来19年ぶり2人目となる男優賞を受賞したほか、作品はエキュメニカル審査員賞を受賞した。他にも今年の第96回アカデミー賞では日本代表作品として国際長編映画賞にノミネートされるなど国際的に注目を浴び、中国国内の映画祭にも登場した。
『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち Pina』(2011)や『誰のせいでもない』(2015)などで知られるドイツのヴィム・ヴェンダース監督が、東京・渋谷の公衆トイレを舞台に役所広司演じる清掃員の日々を描く物語で、世界的好評価により世界興行収入は約36億円を超え、ヴェンダース作品としては過去最高の興行成績をあげた作品となった。
監督:ヴィム・ヴェンダース
主演:役所広司 柄本時生 中野有紗 アオイヤマダ 麻生祐未 石川さゆり 三浦友和 田中泯
公開日:2024年11月15日
(中国経済新聞)