中国若者の5割以上が「紙の本が好き」

2024/05/5 07:30

中国青年報はこのほど、大学生を主な対象として読書に関する調査を行い、大学105校の在校生・卒業生1611人から有効な回答を得た。その結果によると、回答者の9割近くが「本を読むのが好き」と答え、「過去1年間に本を5冊以上読んだ」は約6割に上り、そのうち「11冊以上読んだ」は22.2%だった。

同調査によると、回答者の77.0%が「小説などの読み物を読むのが大好き」と答え、42.6%が「文学の名作をよく読む」、33.8%が「漫画や絵本、心理学、人物伝、生活・実用書、歴史の本などを広く読む」とした。

同調査では、回答者の53.8%が「紙の本が好き」と答え、「電子ブックが好き」は41.8%、「オーディオブックが好き」は4.3%だった。

2023年にはZ世代の1日あたりオーディオブック聴取時間は115分にも達した。Z世代の聴取時間上位5都市は、上海、成都、広州、重慶、深センだった。

(中国経済新聞)