中国航天汽車の公式アカウントは、三菱自動車の北アジア本部長の山崎義則氏が北京を訪問し、航天汽車の張忠栄(ジャン・チョンロン)会長と会談したと発表した。
会談には、三菱自動車北アジア本部の王世佳(ワン・シ―ジャ)顧問、北アジア本部の岩崎衣里子企画管理部長、三菱商事自動車本部の高橋賢治副本部長、航天汽車の李春芳(リー・チュンファン)副総経理、航天三菱の陳蘭華(チェン・ランファ)会長他、関連部門の関係者が参加した。
張忠栄会長は会談で、「三菱自動車が製品、技術、生産、品質管理などの面で航天三菱を長年にわたり支援してきたこと、また航天三菱に配属された三菱自動車のチームが長期にわたり努力してきた」ことに感謝の意を表した。山崎義則本部長は、「三菱自動車と航天汽車は常に良好な協力関係を維持しており、両社の協力と交流がさらに強化されることを期待する」と述べた。
両社は、航天三菱の経営と発展の状況、発展の方向性、将来の市場拡大などについて十分に意見を交換し、今後さらに協力を強化し、緊密な連携を維持していくことを明らかにした。
1997年、三菱自動車と中国航天汽車は共同で、エンジン生産の合弁会社である「瀋陽航天三菱汽車発動機製造有限公司」を設立。98年から生産を開始し、中国の自動車市場において、三菱ブランドの車体メーカー向けのみならず、多くの中国メーカーにエンジンを供給することで、2017年には生産累計500万基を達成した。
(中国経済新聞)