11月10日、中国汽車工業協会(CAAM)は10月の中国自動車産業生産・販売状況を発表した。データによると、10月の自動車生産台数は前月比1.5%増の289万1,000台、販売台数は前月比0.2%増の285万3,000台、前年同月比成長率は、それぞれ11.2%増、13.8%増となった。自動車生産台数と販売台数は、過去最高を記録した9月に続いて同月も過去最高を記録した。
1月から10月までの自動車生産台数は前年同月比8%増の2,401万6,000台、自動車販売台数は9.1%増の2,396万7,000台となり、生産台数の伸び率は1-9月期に比べ0.7ポイント上昇、販売台数の伸び率は1-9月期に比べ0.9ポイント上昇した。
中国汽車工業協会のデータによると、10月の新エネルギー車の生産台数は前年同月比29.2%増の98万9,000台、販売台数は前年同月比33.5%増の95万6,000台となった。
中国汽車工業協会の統計分析によると、10月に入り、モーターショーやプロモーション活動が熱を帯び、大手自動車メーカーが続けて新車を発表したことで、自動車消費の伸びに繋がった。また売り上げが最も増える9月に続いて、10月の自動車市場は前年同月に比べ若干減少したものの9月と同程度となった。
(中国経済新聞)