中国の世界最大手EV用電池メーカー「寧徳時代」、第3四半期の売上高が前年同期比8.28%増

2023/10/20 14:30

EV(電気自動車)用蓄電池でトップのシェアを誇る中国の寧徳時代新能源科技(CATL)は10月19日、第3四半期報告を発表。同社の3四半期の売上高は前年同期比8.28%増の1054億3100万元(約2兆1593億円)で、親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期比10.66%増の104億2800万元(約2135億7691万円)となった。

第1~3四半期の売上高は前年同期比40.10%増の2946億7700万元(約6兆336億円)、親会社株主に帰属する当期純利益は同77.05%増の311億4500万元(約6377億633万円)だった。

研究開発費の面では、第1~3四半期の研究開発費は前年同期比40.65%増の148億7600万元(約304億6768万円)に達した。同社は研究開発投資を増加させ、より多くの研究開発プロジェクトと研究開発チームを拡大させており、支出は以前に比べて増加している。

キャッシュフローのデータでは、今年第1~3四半期の営業活キャッシュフローは前年同期比102.76%増の526億5400万元(約1兆784億円)、投資キャッシュフローは前年同期比54.34%減のマイナス199億3700万元(約4083億3169万円)、財務キャッシュフローは前年同期比77.79%減の148億5100万元(約3041億6481万円)となった。

(中国経済新聞)