中国では、10月8日から2024年大学院入試の出願受付が始まった。「2024年全国大学院試験業務管理規定」によると、受付期間は、10月8日~25日(毎日9:00から22:00)までで、オンライン(https://yz.chsi.com.cn)での受付となっている。
中国における大学院入試試験への出願者数は、2015年に2014年の171万5000人から164万9000人に減少したものの、それ以降は8年連続で増加している。
公開情報によると、出願者数は2016年以降、高い水準で増加傾向にあり、増加率は年平均15.8%となっている。なかでも、2020年の出願者数は341万人、2021年は377万人、2022年は457万人と大きく増加した。その一方で、2023年は474万人となり、2022年と比べ増加率は3.7%だった。
大学院入試試験は、1次試験の筆記試験と2次試験の面接となっており、筆記試験を合格しなければ、次の面接試験を受けることはできない。今年の筆記試験は、12月23日から24日だが、試験時間が3時間を超える科目や特別な条件のある科目は25日に実施されることが決定している。
(中国経済新聞)