9月13日、タイ政府は閣議で、中国人観光客に対して2023年9月25日から2024年2月29日までの5ヶ月間、ビザの免除を実施することを決定した。
中国のオンライン旅行会社大手「携程(Ctrip)」によると、この発表から30分後、タイ関連の検索が800%急増。9月13日15時現在、バンコク、チェンマイ、プーケットなど人気観光地の検索数は先週同期比120%以上、タイへの航空券の検索数は前年同期比155%増加した。9月12日現在、今年の中秋節と国慶節(9月29日~10月6日)連休中におけるタイ旅行の予約は前年同期比5,706%増、ホテルの予約は前年同期比6,220%増となっている。
9月14日17:50現在、「携程(Ctrip)」のウェブサイトでは、9月25日から9月29日までの広州発バンコク行き往復航空券は、12時40分発の直行便で1,666元~(約3万3,800円~)となっている。一方、連休期間中である9月29日から10月3日までの広州発バンコク行き往復航空券の価格は、同時間の直行便で6,396元(約13万円)からとなっており、最大283.91%の値上げとなっている。
(中国経済新聞)