中国の煮込み菓子メーカー「絶味食品」はこのほど、2億元（約39億円）ないし3億元（約58億円）をかけて50元/株（約972円/株）未満で自社株を買い戻すと発表した。
この目的について絶味食品は、会社を健全に長期安定させるため、また投資家からの信頼感を高めて広く利益を維持するためと表明している。
絶味食品が先ごろ発表した2023年上半期の業績予想によると、親会社帰属の純利益は前年同期比131.25%～146.47%プラスとなる2.28億元（約44.3億円）～2.43億元（約47.2億円）となっている。
絶味食品は2022年、煮込み食品全体が不振だった中で店舗数を1362店増やし、年末には全店舗数を15076店に伸ばしている。
また絶味食品はマーケットシェアも伸ばしており、「中国飲食発展報告2022」によるとカテゴリー別でトップの8.6%となっている。
（中国経済新聞）