中国、6月1日の国際児童デーで映画興収が1億元超

2023/06/3 14:43

中国の映画情報プラットフォーム「灯塔専業版」によると、国際児童デーである6月1日、19時の時点で興行収入が1.2億元(約23.7億円)を突破した。この中で、アニメ映画の「ドラえもん のび太と空の理想郷」がトップの4688万元(約9.26億円)、2位は「天空の城ラピュタ」で3236万元(約6.39億円)、3位は「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(速度と激情10)」で1406万元(約2.78億円)であった。

この日は、中国アニメ映画の「巧虎奇幻舞台歴険記」も上映されたが、興行収入は先に上映された「人生路不熟」や「銀河護衛隊3」に及ばず349万元(約6900万円)で、6位にとどまった。

「ドラえもん のび太と空の理想郷」は、堂山卓見監督と古沢良太氏の脚本によるもので、漫画家・藤子·F·不二雄の「ドラえもん」におけるシリーズ映画第42弾であり、中国での配給会社は「中国電影」である。

今年の6月1日は、宮崎駿監督の名作「天空の城ラピュタ」が再上映された。スタジオジブリと徳間書店のコンビによるスチームパンクの長編アニメで、1986年8月2日に日本で封切りされたものである。中国での配給会社は同じく「中国電影」である。

3位に食い込んだ「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」はこの日で上映16日目となり、累計の興行収入は8.2億元(約162億円)に達している。プロデュース会社は「環球影業」で、輸入元が「中国電影」である。

(中国経済新聞)