アメリカで現地時間23日午後、新たに駐米中国大使に就任する謝鋒氏がニューヨークの空港に到着し、国内外のメディアの出迎えを受けた。
謝鋒氏は59歳で、1986年に中国外務省入りし、2021年2月から今回の赴任まで、政策計画や北米・中南米関連および通訳担当の次官を務めていた。
これまでの駐米大使は現国務委員兼外相の秦剛であり、18か月近くに渡った任期を終えた今年1月2日、ツイッターに関係者に別れの挨拶を中国語と英語で発表していた。
中国外務省香港特派員公署に掲載された謝鋒氏の略歴を見ると、北米オセアニア局と駐米大使館を行き来しており、アメリカ大使館公使(2008年)、北米オセアニア局局長(2010年)を歴任するなど、1993年から2014年まで対米関係の職務に携わっていた。
そして2014年にインドネシアで初めて駐在大使に就任し、2017年から2021年まで中国外務省駐香港特別行政区特派員公署特派員を務めた。
2021年2月の中国外務省ホームページでは、謝鋒氏はすでに政策計画、北米・中南米問題および通訳を担当する外務次官となっており、再びアメリカ関連の業務に戻っていた。
(中国経済新聞)