マイクロソフトの傘下でビジネス向け交流サイトのLinkedIn（リンクトイン）は現地時間5月8日、人員削減の実施と中国での求人アプリサービス終了を発表した。
世界におよそ2万人の社員を擁するリンクトインは、需要の変動を受けて716人削減するという。
リンクトインはかねてから中国事業の縮小を図っており、2021年には大部分の事業を撤退し、プロダクト関連は行わず求職や求人ニーズに応える形へ業務転換すると決定していた。
事業の再編後は、激しい競争や多難な経済環境を受けて中国での求人アプリサービスを停止し、現在残っているInCareersも8月9日に廃止すると称している。
ただしリンクトインの広報担当は、中国で事業展開している会社での国外での求人や社員教育を支えるために中国事業は継続するという。人材やマーケティング、および今年後半に実施予定のラーニングを通じて中国企業のグローバル化を今後も支援する形で、引き続き中国での取り組みを進めるとのことである。
（中国経済新聞）