アメリカ、日本、韓国、イタリアに続き、中国からの渡航者にPCR証明の提示を求める国が相次いでいる。
フランスの保健・交通省は2022年12月30日、中国からの直行便および中国経由便による渡航者に対し、48時間以内のPCRまたは抗原検査の陰性証明提示と機内でのマスクを義務付けると 発表した。
この措置の実行開始時期には明らかにされていないが、中国からの渡航者に対して2023年1月1日より無作為でのPCR検査が実施されており、陽性の場合はゲノム解析をしている。
またイギリスの保健社会保障省は2022年12月30日、中国からの渡航者に対し2023年1月5日より搭乗時に48時間以内PCR陰性証明の提示を義務付けると表明した。
さらにイギリスは、変異株の調査に向けゲノム解析を実施するため、中国からの渡航者の5分の1近くに対して入国後検査を行うと決定した。
スペインではカロリーナ・ダリアス保健大臣が2022年12月30日、中国から入国する場合はコロナの陰性証明またはワクチンの接種完了証明の提示を義務付けると述べた。同保健相はまた、空港での抗原検査実施計画の策定に向けて外務省や内政省と調整している。
(中国経済新聞)