香港のコメディー王・周星馳の代表作「食神」中国で公開

2024/09/2 17:30

香港のコメディー王・周星馳(チャウ・シンチー)が監督、制作、脚本、そして主演を担当した1996年公開の代表作『食神(日本題:食神)』が、この8月31日に28年越しに中国本土で初公開された。

料理の腕前と派手なパフォーマンスにより食神と持て囃された主人公が出資者とマネージャーに裏切られ、料理人としての命運は風前のともしびに。しかし、屋台で商売をする女性との出会いをきっかけに再起するという物語である。

周星馳(チャウ・シンチー)と李力持(リー・リクチー)の共同監督によるもので、2人は『0061北京より愛をこめて!?(原題:國產凌凌漆)』(1994)以来の再タッグとなった。また、ヒロインをつとめる莫文蔚(カレン・モク)が、強烈な不細工メイクにチャレンジしたことも、当時は大きな話題となった。

本作は1996年に香港で一般公開された後、1997年7月5日に日本でも公開。今回は28年越しの本土初公開に合わせて、ポスターと予告編が新たに制作された。

(中国経済新聞)