BYDの日本法人であるBYD Auto Japanの正規ディーラーを展開するHarmony Auto Japanは4月19日、都内で5店舗目、「BYD AUTO 目黒」をオープンした。本日の11時、オープニングセレモニーが実施され、Harmony Auto Japan 代表取締役の夏琰（Xia Yan）氏（下の写真：右２）、BYDアジア太平洋地域自動車販売事業部総経理 兼 ビーワイディージャパン 代表取締役社長 劉学亮（Liu Xueliang）氏（下の写真：左３）らが登壇してあいさつを行なった。

Harmony Auto Japan 代表取締役の夏琰氏は、「われわれは香港上場企業であるHarmony Auto Holding Limitedの100％子会社として昨年11月よりゼロから立ち上げ、本日無事にここ目黒通りに3階建ての500平米で超える展示スペースを持つ大型ショールームをオープンさせることができました。これはBYD Auto Japanと本社Harmony Auto Holding Limitedの全面協力がなければ、また本日ここにご来場くださいました関係者の皆さまのお力添えがなければ成し遂げることはできませんでした。ここに改めて心から感謝を申し上げたいと思います」と述べるとともに、「われわれの目標はBYD Auto Japanのナンバーワンのディーラーになることです。この目標に向かって精一杯努力してまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます」と述べた。

ビーワイディージャパンの劉社長は目黒店がBYDの日本における正規ディーラーとして24番目の店舗であり、目黒店とともに岡山店が本日にオープンしたこと、それに続いて金沢や新潟、広島、埼玉などにBYDの正規ディーラーをオープンしていくことをお話をした上で、「6月に皆さまが期待していらっしゃる第3車種目の『シール』を公表いたします。そういった車種を提供すると同時に、電気バスも含めて日本社会で必要とされる全てのものを日本のパートナーたちとともに提供していきます」と語った。

　また、「昨日、中国で新エネルギー自動車のシェアがついに50％を超えましたというデータを発表いたしました。これはおそらく自動車の長い歴史の中で、とてもはっきりした分岐点だと私たちは考えます。電気自動車がガソリン車を超えた瞬間でもあります。現在中国をはじめ、世界では電気自動車の色々な見方があるとはいえ、確かに日本市場の数字はまだまだ大きくありません。しかしながら、BYDがこの1年の中で大いに感じたことは、お店に来ていただいた日本のお客さまは初めて電気自動車に乗った方が多かったことです。これが何を意味するかと言いますと、私たちは引き続き皆さまに選ばれるような車種を日本で提供し続け、ご来場の皆さまとともに日本の電気自動車社会を盛り上げていけたらと思います」と、今後の抱負について語った。

（中国経済新聞）