中国の鉄道、春節シーズン突入 40日間で4億8000万人が利用する見込み

2024/01/28 08:30

中国国家鉄路集団は1月26日、2024年の春節シーズンを迎えた。26日から3月5日までの40日間で4億8000万人の旅客を輸送する見込みで、1日平均の旅客数は1200万人、2023年春節初日には1060万人の乗客が見込まれている。

北京では、春節シーズン最初の列車K6701とK5207が北京西駅から出発した。鉄道部門によると、今年の春節は北京からの旅客数が大幅に増加し、2019年の112.8%に回復、2023年に比べて50.6%増の1782万1000人の乗客が見込まれている。

26日午前5時34分、北京西駅発邯鄲東駅行きのG6701列車が定刻に発車。約1時間後、K5207列車も北京西駅を順調に出発した。

北京では、駅も列車内も春節ムード一色となっており、G6701列車では、春節の飾りや龍をモチーフにした飾りがあちこちで見られ、窓ガラスには「福」の文字が飾られていた。

北京局集団公司客運部の郭柳明副部長によると、今年の春節期間中、北京の旅客流動は大幅に増加し、2023年比で599万人(50.6%)増の1782万1000人が利用し、2019年の112.8%まで回復する見込みだという。

(中国経済新聞)