中国三大航空会社の一つである中国東方航空集団（以下、東方航空）は10月9日、管理職を対象とした総会を開催し、王志清（ワン・ジチン）氏が会長兼書記に任命されたことを発表した。
昨年7月に東方航空の劉紹勇（リュ・ジャオヨン）が会長職を辞してから、会長のポストは空席となっており、一時的に同社総経理の李養民（リ・ヤンミン）氏が会長職を兼務していた。
公開されている情報によると、今回、会長に就任した王志清氏は、1966年3月生まれの天津市出身。1987年5月に中国共産党に入党し、同年南京航空航天大学経済管理学院の博士課程を卒業。2014年、中国民用航空局の副局長に就任、2019年には交通運輸部に首席企画官として転任し、2021年2月に副大臣に昇進。2021年11月には国務院副秘書長に任命されている。
（中国経済新聞）