中国の出前サービス大手「美団」やレビューサイト「大衆点評」によると、旧暦の端午の節句を含む3連休の初めの2日間(6月22日、23日)、生活サービス関連の消費額が前年同期比で60%増、他地域への行楽客による1日当たりの消費額は同じく190%増であった。このうち、宿泊や観光スポットでの消費規模がほぼ200%近い増加となっている。
行楽地の人気ランキングを見ると、上位10地域は江蘇省南京、陝西省西安、四川省成都、北京、重慶、上海、山東省青島、湖北省武漢、湖南省長沙となっており、この中で青島は今年の5月連休から順位を8つ上げて「大穴スポット」となった。
今度の連休中、中国北部では猛暑に見舞われたことから、夜間の行楽客が増えて観光人気が上がった。文化・観光省の調査によると、連休中にナイトスポットを訪れた人の数の割合は2022年の同期より7.9ポイントも増えて22.3%に達した。データによると、全国243か所の夜間文化・観光消費エリアの人出はのべ3625.3万人で、各スポットでの一晩あたりの人出は38.8%も増えてのべ4.97万人であった。
(中国経済新聞)