エアバス社、蘇州に研究開発センター設立へ

2022/06/25 18:00

エアバス社は、中国における研究開発センターの場所として蘇州を選択し、24日には、エアバス社と蘇州工業園区との間で、オンライン方式による枠組み協定が締結された。

この合意に基づき、エアバス中国研究開発センターは、長江デルタ地域の航空および水素エネルギー産業チェーンを活用し、水素エネルギーインフラに関する研究に注力する予定だ。また、世界中のエアバス社に先進製造、電動化、未来の客室、新技術の研究・革新サービスを提供し、デジタル化と知能化を主役とする航空産業の変革とアップグレードを推進する。

エアバス社取締役副社長兼エアバス中国公司のCEOである徐崗氏は、今後、エアバスは蘇州工業園区の優れたビジネス環境とサプライチェーン分野における蘇州の独自の優位性、および現地の豊富なハイエンド人材のプールを活用し、長江デルタ地域の企業とより全面的かつ多面的な協力を展開し、共同で中国の航空産業の高品質発展に貢献したいと考えていると述べた。

(中国経済新聞)