四川省の美しい自然に囲まれた徳陽で開かれるガラ公演では、中秋節の伝統的なテーマである「故郷への思い」や「家族の団らん」を表現する新旧の楽曲が披露される。さらに、日中戦争・第二次世界大戦における日本の侵略に対する中国人民の勝利から80周年を記念し、「五月花」「時の流れ」「バラ色の人生」といった懐かしい楽曲を演奏。平和への願いや明るい未来への希望といった人類共通の思いを音楽で届ける。
グラミー賞受賞バンド「Time for Three」と中国の歌手・吉克隽逸(Jike Junyi)が共演し、「月代表我的心」とベン・E・キングの「スタンド・バイ・ミー」を融合させたパフォーマンスを披露。音楽が国境を越えて人々をつなぐ力を示す。
徳陽は現代の製造業の拠点であると同時に、古代蜀文化や三星堆遺跡の玄関口としても知られる街。ガラ公演では、ロボットが三星堆博物館を案内し、展示物と対話する場面を通じて、中国のスマート製造技術と古代文明の交流を象徴的に描く。

四川省徳陽
2025年のCMG中秋節ガラは、10月6日午後8時(北京時間)から世界同時放送される。
ソース: CCTV4
(中国経済新聞)