ポップマート、北京で国際アートトイフェア開催 過去も含め世界からの累計来場者数は30万人以上に

2025/08/4 12:30

新浪科技は8月3日午後、北京の国家会議センターで8月1日-3日、ポップマートが主催する「Back to Play 尋心之野」をテーマにした「2025北京国際アートトイフェア」(PTS)が行われた。

会場内でポップマートは、北京市の文化観光局と事業協定を締結。アートトイのIP運営におけるポップマートの力をバックに、市内に豊富に存在する伝統文化を掛け合わせるという近代的なコラボの道を探る形で、文化のイノベーションモデル都市としていくことで合意した。

PTSは2017年に初めて開催されてから常に新たな形を披露し、今は世界的なアートトイ見本市となっている。8月22-24日にはシンガポールでも開催される。

今回は、去年初登場した「ポップストリート」が新たな進化を遂げ、ポップマートの人気IPのエリア内でふれあい体験装置を設置している。またLABUBUとの交流会では、熱心なファンが間近でやり取りをした。会場内のステージではアーティスト同士のディスカッションやミュージシャンによる演奏、積み木コンテストなどが行われ、さらには来場者向けの交流やアミューズメントの場もふんだんに用意された。レザーの焼き印、熱転写シール、ビーズつなぎ、額縁作りなどといった手作りのイベントも実施された。さらに今回初めて、ディズニー、ユニバーサル、バンダイなど数多くの海外の有名IPが招かれ、「ミニオンズ」などのテーマ交流会が行われた。

また、ポップマートが誇る人気IP のTHE MONSTERS、MOLLY、DIMOO、SKULLPANDA、CRYBABY、スターマン、Zsigaなどを手掛けたアーティスト数十人によるサイン会を実施した。このエリアでは、脚光を浴びている新進アーティストの作品であるIPSUPERTUTU、KeyA、1001MOONSなども披露されている。

公開情報によると、ポップマートは2021年初め、それまでのBTS/STSを一本化してPOP TOY SHOW (PTS)とし、本格的な「国際的なアートトイの祭典」とするよう努めてきた。PTSはこれまで10回以上開催され、世界各地からの累計訪問者数は30万人以上となり、アメリカ、イギリス、スペイン、日本、韓国、タイ、マレーシア、シンガポールなどから計500人以上の優秀アーティストが出展している。

(中国経済新聞)