清明節連休、高齢者のホテル利用者数が前年比30%増 上海はのべ700万人が詰めかける

2025/04/7 12:30

中国は清明節を含む3連休中、近場を行楽した人の割合が40%で、このうち2~3日間旅行した人が50%近くであった。いずれも4月6日時点の取りまとめである。人出が特に多かったのは広州、上海、珠海、三亜、北京、無錫、成都、舟山、桂林、重慶などであった。旅行サイト「トリップドットコム」の4月6日のまとめでは、ホテルの平均宿泊料は2割以上の値上がりとなったほか、「村巡り」も人気で、花を見るツアーの予約数が45%増しであった。

同じく旅行サイトの「去哪儿旅行」(Qunar)によると、連休中、年齢別に見たホテル利用者数の増加割合について、高齢者が3割以上と最も高かった。

上海、清明節連休でのべ700万人以上がつめかける

上海の旅行ビッグデータによると、清明節連休で上海を訪れた人の数はのべ700.27万人で、前年を5.45%上回った。食事や宿泊、交通、観光、買い物、レジャーなどすべての観光消費額は同じく6.40%増の117.20億元という推計も出ている。ホテルや旅館の客室稼働率は6ポイント増えて59%で、主要行楽スポット(場所)への訪問者数は14%増ののべ457万人であった。

(中国経済新聞)