上海株式市場、18日も株価続落

2024/01/18 16:34

中国の国家統計局は1月17日、2023年の国内総生産(GDP)が前年比5.2%増の126兆600億元(約2594億円)になったと発表。

その一方で、中国・上海株式相場は、同日から3営業日ぶりに反落、午前の上海総合指数の終値は前日比44.9209ポイント安の2788.6943となり、2020年5月以来3年8ヶ月ぶりの安値を記録。翌日の18日も、始値が前日比10.9480ポイント安の2822.6672と続落からのスタートとなったが、午後からは回復傾向を見せている。

中国では、新型コロナウイルスが収束した後も、需要の低迷、不動産危機の悪化、デフレ懸念の拡大など国内経済に対する先行への不透明感が強く、政府が発表したGDP成長率への不信感も重なり、売りが先行したと考えられる。

(中国経済新聞)