中国の前瞻産業研究院が発表した「2024 年中国スマートテレビ相互交流新傾向報告」によると、テレビの稼働率は2016 年の70%から2022 年には30%以下に落ち込んでいる。
以前に中国のメディアがオンラインで実施したアンケートによると、回答した4183人の中で、「数か月間テレビをつけていない」が52.3%にあたる2188人、「たまに家族と一緒に見る」が19.6%の820人、「毎週 1~3回見る」が12.5%の524人で、「毎日1~2時間見る」は15.6%の651人にとどまっている。
今回の報告ではまた、テレビの稼働率が下がり続けている理由について、携帯電話やタブレット端末などモバイル機器の普及のほか、扱いが不便なこと、使う際の操作が複雑化していることを挙げている。