11 月 29 日、中国のスマートフォン大手「シャオミ」の創業者である雷軍氏は、出身校である湖南省の武漢大学で行われた創立130 周年記念活動で演説をした。この中で雷氏は、シャオミへの批判の声に対して「5Gの標準必須特許でかなりの成果を上げている」と述べた。通信機器メーカーが優位に立つこの特許について、シャオミの取得割合は全世界で上位10社に入っているという。
雷氏は、「『シャオミは単なる組み立て会社であって開発に力を入れず、コア技術もない』などと誤解している人が多いが、実際には一番の弱点と思われている5Gの標準必須特許でかなりの成果を出している」と言った。「長年の積み重ねが必要とされているこの分野におけるシャオミの特許取得割合は4.1%で、世界各社の上位10社に入る」と強調している。また雷氏は、「世界的なテック企業とはまだ開きがあるが、創業から13 年間が経ち、研究開発への投入や実力はかなりのものになっている」とも述べた。