11月29日、低価格商品やサービスの急成長で中国の電子商取引大手「拼多多（ピンドウド）」が急成長し、同社の有価証券報告書の収益が大幅に増加し株価が急騰したことで、激しい議論が巻き起こった。
これに対し、アリババ創業者のジャック・マー氏は社内ネットワークで、ここ数年における拼多多の意思決定、実行、取り組みを祝福するとともに、感謝の意を表明。アリババの従業員に対して意見や提案、革新的なアイデアを提供することで、アリババも変わると強く信じています、と投稿した。
11月28日、拼多多は第3四半期決算を発表し、売上高は前年同期比93.9％増の688億4000元（約1兆4200億円）となった。決算発表後、拼多多の米国株価は急騰し、一時は18％以上も上昇。11月28日の取引終了時点で、同社の時価総額は1847億ドル（約27兆1700億円）に達した。
拼多多の時価総額はアリババに近づいている。東部時間11月28日取引終了時点で、アリババの米国株価は1.04％下落し、時価総額は1954億元（約28兆7400億円）となった。 現在、アリババと拼多多の時価総額の差は約100億ドル（約1兆4,700億円）まで縮まっている。
（中国経済新聞）