米国のヘンリー・キッシンジャー元米国務長官が11月29日、コネチカット州の自宅で死去した。100歳だった。キッシンジャー氏は、ニクソン政権やフォード政権で国務長官を務め、1970年代の米中国交正常化に至るまでの交渉で、非常に重要な役割を果たした。今年7月には、キッシンジャー氏が訪中し、習近平国家主席と会談した。中国メディアも一斉にキッシンジャー氏の死去を速報。「古き友を失った」、「中米関係にとって重要な人物を失った」などネット上では死を悼む多くのコメントが寄せられている。(中国経済新聞)