以前、上海ディズニーランドは年間パスの販売を停止しており、有効期限内の年間パスを持っている来園者だけがパスを更新することができるとしていた。
この動きは当時、年間パスの入場者数が多すぎるのではないか、チケットの構造が収益に結びつかないためだと業界では認識されていた。
上海ディズニーランドは、年間パスの販売再開を発表。新しく販売される幻彩珍珠(Pearl Annual Pass)の価格を1399元(約2万8150円)とした。無限鑽石パス(Diamond Annual Pass)は今年9月15日から4399元(約8万8516円)、星光宝石パス(Sapphire Annual Pass)は2759元(約5万5516円)となる。また夢幻水晶パス(Crystal Annual Pass)は9月14日をもって販売終了となる。
公開情報によると、上海ディズニーランドは数回にわたりチケット価格を調整しており、直近では2023年6月23日から「通常日」のチケット価格が435元(約8753円)から475元(約9557円)へ、「祝日」のチケット価格が545元(約1万974円)から599元(約1万2000円)へ、「シーズン」のチケット価格が659元(約1万3260円)から719元(約1万4478円)へ、「特別シーズン」のチケット価格が769元(約1万5485円)から799元(約1万6000円)へ引き上げられた。
消費者のフィードバックによると、チケット料金の値上げを考慮すると、年間パスの購入は、年に複数回入園する人にとって非常に費用対効果の高い選択肢となっている。
(中国経済新聞)