米アップルの中国法人が、中国の監督管理局から罰金を命じられていたことがわかった。
米アップルの中国法人「苹果電子製品商贸(北京)有限公司(Apple electronic products trading (Beijing) Co., Ltd)」は24日、虚偽の広告を掲載したとして、北京市東城区市場監督管理局から20万元(約392万円)の行政処分を受けた。
虚偽広告に該当したのは、ノートパソコン「Macbook Air」の広告に記載された「M1チップは、アップル社がこれまでに製造した中で、最も高速な中央処理装置を搭載している」という一文。調査の結果、アップルは2021年10月の時点でM1 ProとM1 Maxチップを搭載したMacBook Proを発売しており、両チップは、M1チップよりも処理速度が最大70%も勝っていたことがわかった。
(中国経済新聞)