アメリカの自動車メーカー・テスラは4月9日、上海自由貿易試験区の「臨港新片区」 に、蓄電システムMegapackの生産へ「Megafactory」を建設すると発表した。
臨港新片区の情報によると、メガファクトリー建設は4月9日午後に発表され、2023年第三四半期に着工し2024年第二四半期に稼働予定とのことである。
工場では当面、超大型の商業用蓄電池(Megapack)を年間で計40GWh弱に相当する1万台生産し、世界各国に提供するとのことである。
テスラは今、Megapackの生産拡大を急いでおり、4月5日に発表した「Master Plan3」で、末端の電気化や持続可能な発電・蓄電により永続的な世界のエネルギー経済を実現すると表明されている。
今回の工場建設情報はCEOであるマスク氏の訪中を前に発表された。マスクの訪中計画については「早ければ今週から中国を訪れ、上海のギガファクトリーに行くのではないか」というやや控えめな情報発表となっている。
(中国経済新聞)