中国5G+工業インターネット大会、11月18日に武漢で開幕 AIとの融合で産業高度化へ

2026/11/7 12:00

2026中国5G+工業インターネット大会が11月18~20日、湖北省武漢市で開催される。今回の大会は「万物をネットワークでつなぎ、あらゆる産業の発展をAIで加速」をテーマに、開幕会議やテーマ別会議、最新技術・成果の展示、分科会、関連イベントなどを実施する。人工知能(AI)との融合・活用を中心に、産業界の注目を集める一連の成果を発表する予定だ。

中国の「5G+工業インターネット」は現在、技術融合とイノベーションを深め、幅広い産業への普及を加速させる重要な段階にある。工業情報化部の最新データによると、中国の5G応用は国民経済の97の大分類すべてに浸透し、工業インターネットも41の工業大分類すべてをカバーしている。工業用5G専用ネットワークは2万6000カ所を超え、5G工場は1260カ所に達した。こうしたインフラ整備が、従来型産業のデジタル化や生産効率の向上を支え、新たなビジネスモデルや産業形態の創出につながっている。

今回の大会には、政府、産業界、大学・研究機関など幅広い分野から関係者が参加する。主な見どころの一つは、全国第2陣となる「5G+工業インターネット」融合応用都市の実証事業の始動だ。また、国家コンピューティングパワー相互接続の「1+M+N」産業ノードを初めて発表するとともに、国家コンピューティングパワー相互接続の湖北地域ノードも立ち上げる。

技術面では、5G-A(5Gアドバンスト)の高信頼・低遅延ネットワーク、次世代通信規格6G、AIエージェントを活用したインターネット、自動車・道路・クラウドの一体化、衛星通信、産業向け大規模AIモデル、フィジカルAI(具身知能)、国産コンピューティングチップなど、先端分野をテーマとする分科会を開催する。各分野の最新技術や実用事例を共有し、多角的な議論を展開する。

さらに、産業の実需と技術のマッチングにも力を入れる。大会では企業間の需給マッチングイベントを実施するほか、国家製造業投資基金、長江産業基金、次世代産業(6G)基金などと連携し、産業と金融の交流・マッチングを行う。技術成果と資本の結び付きを強化し、研究開発から事業化までの展開を後押しする狙いだ。

このほか、「AI+新型工業化」「フィジカルAIと産業スマート製造」などをテーマとする分科会も設ける。「5G+工業インターネット」の高度化と「AI+工業インターネット」の最新動向を幅広く紹介し、通信技術とAIの融合による製造業の高度化に向けた新たな方向性を示す。

(中国経済新聞)