中国・重慶市では国慶節の大型連休期間中、観光需要が大きく伸びた。重慶市文化観光委員会によると、市内のA級観光地が受け入れた観光客数は、期間中に延べ910万人に達した。
今回の連休では、商業、文化、観光、スポーツ、展示会、農業、工業などの融合を軸に、重慶ならではの多彩な文化・観光消費シーンを展開。これにより、休暇中の消費需要を積極的に取り込んだ。
文化・観光関連の消費額は、市全体の消費額の26.13%を占めた。観光客の増加に伴い、飲食、宿泊、交通、観光、買い物、娯楽といった幅広い分野にも消費拡大の波が広がった。

分野別では、「食」に関連する消費額が前年同期比7.94%増、「宿泊」が7.85%増、「交通」が9.55%増、「観光」が7.27%増、「買い物」が12.26%増、「娯楽」が7.70%増となった。
なかでも買い物消費は12.26%増と最も高い伸びを示したほか、交通関連の消費も9.55%増加。観光客の流入が、観光地だけでなく、飲食や宿泊、交通、買い物、娯楽など地域の幅広い産業に波及したことがうかがえる。
重慶市は今後も、文化・観光を軸とした多様な消費シーンの創出を通じて、観光需要の取り込みと地域消費の活性化を進める方針だ。
(中国経済新聞)
