中国自動車工業協会によると、この8月は政府の消費刺激策や各メーカーの値引き販売などで購入需要が引き続き掘り起こされ、例年に反して前月比・前年比ともにプラスとなった。
中国の8月の自動車市場は、生産台数が前月比7.2%増、前年比7.5%増の257.5万台で、販売台数は前月比8.2%増、前年比8.4%増の258.2万台であった。政府による消費刺激策や各メーカーの値引きなどで生産・販売ともに回復傾向を維持したほか、南部各地での停電などの影響を受けた去年に比べて市場全体が好調を維持し、前月比・前年比ともにプラスとなった。
また、1-8月の合計については、生産が前年比7.4%増の1822.5万台、販売が8%増の1821万台であり、伸び率を1-7月と比べると、生産は横ばい、販売は0.1ポイント減となっている。
また新エネ車については、8月は生産が前月比4.7%増、前年比22%増の84.3万台で、販売はそれぞれ8.5%増、27%増の84.6万台であり、マーケットシェアは32.8%に達している。
さらに1-8月の新エネ車は、生産が前年比36.9%増の543.4万、販売が39.2%増の537.4万台で、マーケットシェアは29.5%となっている。
（中国経済新聞）