中国の海南航空は4月27日、上海で、中国商用飛機（COMAC）からC919を60機、ARJ21を40機購入する契約を結んだ。このうちC919は、子会社のウルムチ航空と金鵬航空にそれぞれ30機ずつ配備する。
これについて、海南航空の上場子会社である海航ホールディングスが同日夜に詳しい内容を発表しており、ウルムチ航空、金鵬航空、海南航空集団がCOMACと「大型旅客機C919とコミューター機ARJ21の売買主要条項一覧」に署名した。これにはウルムチ航空がCOMACからC919を30機購入すると示されている。
C919は、国際民間航空の規約に沿って中国が独自開発し、知的所有権を有する大型ジェット機であり、定員は158-168人、飛行距離は4075-5555キロメートルである。
中国東方航空が去年末に世界で初めてC919の納入を果たし、上海市科学技術委員会が1月10日に発表した「2022上海科学技術進歩報告」によると、C919は2022年末現在で32社から計1035機の注文を受けている。
（中国経済新聞）