中国で、6月中旬に入って時代劇が改めて人気を集めており、各アプリで「主力級」の番組が発表されている。この中で、イン・タオ氏がメガホンを執り、バイ・ジンティン、ソン・イーが主演し、リウ・シュエイーが特別主演、チャン・ハオウェイが臨時主演、チャン・ルイ、ジャオ・ズーチーが特別出演した「長風渡」が人気NO.1となっている。
「長風渡」は墨書白の同名小説を原作とし、幼いころから苦労して育った揚州の織物商の娘・柳玉茹（ソン・イー）と、地元でも有名なドラ息子の顧九思（バイ・ジンティン）がふとしたきっかけで夫婦になり、性格が正反対で抵抗感を抱えていた2人が支え合い癒し合っていくストーリーである。嫌い合った男女が歩み寄っていく中、志をともにしたキャストが肩を並べて家や国を守り、理想を歩んでいく姿も描かれるなど、ファンに期待を持たせるものである。
「長風渡」は、iQIYIでコンテンツ人気度が 配信後41時間で10000突破を果たし、最速記録を作った。これについてイン・タオ監督は、「手をかけてから3年間の時が過ぎ、今日 iQIYI 配信から41時間で人気度が1万を突破した。このような奇跡は関係者すべてに対する最大の評価だ」と喜びのコメントを発した。
（中国経済新聞）