8月29日、全国乗用車市場信息聯席会（以下、乗聯会）の崔東樹（ツイ・ドンシュ）秘書長は、WeChat公式アカウントで現在の自動車産業の状況を投稿した。以下、投稿内容
「2023年7月の世界自動車販売台数は前年同期比6％増の715万台に達したが、2018年7月より2％微減した。2023年1-7月の世界自動車販売台数は前年同期比10％増の4960万台となった。 世界の自動車メーカーは、半導体供給の改善により業績が向上している。また世界的に見ると、中国の自動車市場は7月に緩やかに回復し、世界の自動車シェアの33％を占め、BYDや上海汽車などの中国自動車企業が最も顕著な回復を見せ、トヨタやスズキなどを含むアジアのメーカーが業績を向上させた。過去2年間の国際的な半導体不足は中国の自動車市場にほとんど影響を与えておらず、むしろ中国の自動車輸出を促進し、発展機会を獲得した。自動車用半導体のような独占性の高い産業として、この供給側の逼迫は中国のサプライチェーンの台頭に大きなチャンスをもたらすだろうし、電動化の発展は欧州の自動車会社の急速な衰退にもつながっている」
（中国経済新聞）