6月26日、東風汽車集団有限公司は、東風汽車集団股份有限公司傘下の奕派汽車科技公司（以下、新会社）の設立大会を開催した。この新会社は、商業企業、研究開発、生産、サプライチェーン、販売、サービスなど、全バリューチェーンにおける優れた資源を統合し、東風汽車の自主乗用車事業の迅速な発展を推進することを目的としている。
自動車業界が電動化やインテリジェント化への変革の波に直面する中、東風汽車は常に革新を追求し、積極的に行動することで、急速に変化する市場環境に対応してきた。市場主体を明確化し、ブランド資源を集約することで、市場の課題に前向きに立ち向かっている。新会社の設立は、東風汽車が自主乗用車分野で再び「拳を握り締める」戦略であり、競争に勝つための資源保障を提供し、自主乗用車事業のさらなる発展を後押しする重要な一歩である。
新会社は、東風汽車の強力なブランド力、技術蓄積、産業チェーンの配置を基盤に、ブランドとチャネルの継続的な最適化を進め、ユーザーを中心に据えた高品質な製品とサービスを提供する。また、柔軟な運営メカニズムと全バリューチェーンの資源優位性を活用し、激しい市場競争の中で主導権を握り、変革とアップグレードのペースを加速する。これにより、東風汽車が掲げる「3つの飛躍と新たな方向性へ」の目標達成に向けた強力な原動力を蓄える。
（中国経済新聞）