2019年に中国アニメ特集として東京・池袋のHUMAXシネマズにて公開された『白蛇：縁起』と、邦題『白蛇2: 青蛇興起』としてNetflix上映された『白蛇2：青蛇劫起』（2021）に続くアニメシリーズ「白蛇」の第3弾『白蛇：浮生（White Snake: Afloat）』がいよいよ8月10日に今年の「七夕映画」として一般公開された。
旧暦7月7日（今年は8月10日）——「七夕」には古くから伝わるロマンチックな物語にちなんで、中国の映画シーンではラブストーリーが上映されることが定着している。人間の男性・許仙と白蛇の化身である女性・白素貞との恋愛物語を中心に描いた古代伝説『白蛇伝』が題材の本シリーズは「七夕」にぴったりな1本。
本作は、第1弾『白蛇：縁起』に登場した捕蛇村に暮らす少年・宣が生まれ変わって、許仙として白蛇と再会し、西湖畔で共に暮らし始めたものの、金山寺の和尚・法海の出現によって2人の人生がとんでもない渦に巻き込まれていく物語となっている。
制作は、『ナタ転生（原題: 新神榜：哪吒重生）』（2021）、『長安三萬里〜思い出の李白』（2023） など、国産アニメのヒットを連発中のアニメ制作スタジオ「追光動画」（Light Chaser Animation）。日本での公開は未定。
（中国経済新聞）