2か月にわたりロックダウンしていた上海市は5月30日夜、6月1日午前0時より、自宅からの外出や交通機関の運行を再開し、自動車の走行を許可すると発表した。
発表によると、中・高リスクならびに封鎖または健康管理対象の団地を除き、区や町村、住民自治会、団地の管理会社などは、住民の外出を規制してはならないとしている。
また交通については、市内の路線バスや電車を全面運行再開とするほか、渡し船の航行も再開する。さらに、自動車の電子通行証制度を撤廃し、タクシーや配車の走行、中・高リスクならびに封鎖または健康管理対象域以外の自家用車や社用車の走行を認める。黄浦江を自動車で渡る際の通行証も不要となるが、自家用車で市内を出入りする際は、48時間以内のPCR証明が必要である。
（中国経済新聞）