5年間でGDP格差が1138億ドルに拡大、香港 VS シンガポール

2026/09/25 11:15

2019年、香港とシンガポールの名目GDPはほぼ並んでいた。世界銀行ベースでは香港が約3630億ドル、シンガポールが約3770億ドル。その差は百数十億ドル程度で、「どちらがアジアの国際都市か」は規模では決着がつかない、という印象がまだ残っていた。五年後の2024年、同じく統計ベースで香港が約4080億ドル、シンガポールが約5730億ドルで、その差は約1650億ドルに開く。2025年になると香港が約4270億ドル、シンガポールが約6040億ドル前後とさらに差が拡大、とも推計される。またよく見られる他の統計では、両者の開きは2016年が約68億ドル、2024年が約1138億ドルとなっている。ドル建ての名目値は為替にも左右されるため、桁の細かい一致よりも「並走状態から五年間で千億ドル級の差になった」という流れの方が重要だ。

 この開きは、「一方が他方の富を奪った結果」というより、入ってきたお金を何に変えたか、の違いである。

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