アジア最大級の動画配信プラットフォーム「iQIYI(アイチーイー)」は2月28日、2023年通期および第4四半期の決算を発表した。決算データによると、第4四半期における同社の総収益は前年同期比1％増の77億元（約1609億円）、純利益は4億6620万元（約97億4316万円）、調整後純利益は6億8200万元（約142億5318万円）となった。
また、2023年通年における同社の総収益は前年比10％増の319億元（約6666億8129万円）。純利益は19億元（約397億829万円）、調整後純利益は28億元（約585億1748万円）となり、2022年第4四半期から5四半期連続で黒字を達成した。
2023年の業績について同社創業者兼CEO（最高経営責任者）の龔宇（ゴン・ユ）氏は、「2023年は史上最高の年間業績を達成し、総収益、営業利益、純利益、キャッシュフローのコア指標が史上最高となった」と述べた。
財務報告データによると、コア事業である会員サービス事業において、2023年の売上高は前年比15％増の203億元（約4225億5464万円）。このうち、第4四半期の会員サービスの売上高は48億元（約999億5712万円）で、前年同期より増収。また同社のオンライン広告事業は、2023年には前年比17％増の62億元（約1291億円）を記録した。
（中国経済新聞）