中国の新エネ車メーカー「理想汽車」（Li Auto）が年間の販売目標を当初の30万台から40万台に修正した、と伝えられた。
これについて、同社CEOである李想氏は6月27日午前、内容を否定するブログを発表した。
李氏はブログで、「今日、われわれの今年の目標を40万台に修正すると伝えられたが、これは誤りで根拠のないものだ。上半期は13万台を超えたが、年間40万台を達成する力はない。製品、営業、生産体制、組織などを見ても今年40万台は無理で、開きも大きい」と表明している。
この日に理想汽車が発表した公式ブログによると、2023年26週目（6.19-6.25）の販売台数は0.75万台で、6月は25日までに2.73万台を販売している。
理想汽車は今年第一四半期の決算発表時に、第二四半期の納入台数について、前年同期比164.9%～182.4%の増となる76000台～81000台と見込んでいた。また売上高は同じく177.4%～196.1%増の242.2億元（約4828億円）～258.6億元（約5155億円）と見ている。
（中国経済新聞）