中国民間航空局が5月10日に発表した「2022年民航業界発展統計公報」によると、全事業における2022年の営業収入は概算で前年比15.8%減の6328.9億元（約12.3兆円）、損失額は1374.6億元（約2.66兆円）増の2174.4億元（約4.2兆円）であった。このうち航空会社の営業収入は前年比20.5%減の3364.8億元（約6.52兆円）で、損失額は1143.4億元（約2.21兆円）増の1771.2億元（約3.4兆円）であった。
また2022年の全事業における貨物輸送量は、前年比30.1%減の599.28億トンキロで、このうち中国本土の路線については39.5%減の387.86億トンキロ、国際線は前年比1.9%減の211.42億トンキロであった。また香港・マカオ・台湾の路線は23.6%減の2.30億トンキロとなっている。
旅客輸送量は40.1%減の3913.87億人キロで、このうち本土の路線は40.9%減の3805.01億人キロ、国際線は20.2%増の108.87億人キロであった。香港・マカオ・台湾路線は20.5%減の6.51億人キロとなっている。
（中国経済新聞）